鹿屋市立上小原中学校
「限界突破!STEAMを取り入れたプロジェクト学習で自ら動く生徒を育てる。」のテーマの元、少しづつ実践を積み重ねている。学校の学習に主に評価されているのは認知能力である。認知能力以外の能力を非認知能力という。今回の取組により、認知能力は低くても,非認知能力が高い生徒達が活躍させ,自己肯定感を身につけさせようと試みた。
実践1 授業でSTEAM物づくり
心臓のはたらきは複雑で理解が難しい。そこでモデルをつくる(物づくり)で理解を深めたいと考えた。灯油ポンプ2つを心室にみたて、集気瓶4つを心房、肺、体に見立てて、ゴム栓とプラスチック管を接続部に用い、ビニール管を血管に見立てた。生徒達は心臓のはたらきを再現するために相談しながら、繋いだり、外したりと試行錯誤を重ね、正しいモデルへ近づいた。さらに、モデルを使って心臓のはたらきを自分たちで説明する動画を撮影した。
実践2 授業で素材づくり
銅の還元実験ようの酸化銅板をガスバーナーでつくるとすすがついて、還元実験がうまくいかない。そこで生徒の発案で、銅板をホットプレートで加熱する事にした。どの位の温度で、どれ位の時間加熱するのがよいか調べたところ、今は光の干渉のせいであることは説明しなかったが、生徒は加熱によって、色が異なる。酸化銅の膜ができることを実感できた。
学校名 | 鹿屋市立上小原中学校 |
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テーマ | 限界突破!STEAMを取り入れたプロジェクト学習で自ら動く生徒を育てる。 |
都道府県 | 鹿児島県 |
学校ホームページ | http://www.edu-kanoya.net/edu/kamiobaru_jhs/index.html |