静岡雙葉中学校

 本研究では、総合的な学習の時間においてミツバチを素材して自分たちを取り巻く環境へ意識づけを行い持続可能な社会とは何かを考えることを目標に探究学習に取り組んでいます。当初はミツバチについてコンテンツベースで進めることを検討していたのですが、思い切って問いの設定から子どもたちに預けてみることにしました。今回は「質問づくり」(ダン・ロススタイン「たった一つを変えるだけ」、新評論、2015年)を参考に問づくりから始め、その問いをもとに実際に探究活動に取り組むプログラムとして実施しました。

 まずは「質問づくり」をやってみることに。科学的な広がりがあり、適度な発散が見込まれると考え、最初の焦点は「水」。質問づくりの段階に従ってルールを紹介し、①質問を出し、②質問を改善し、③質問に優先順位をつけるというステップで進めました。今回の「質問つくりは」は78人が対象ということで、Googleスライドを使ってクラウド上でワークを進めました。ICT活用スキルのばらつきを揃えることができる良い機会となっています。

学校名 静岡雙葉中学校
テーマ ミツバチプロジェクトから生物多様性を考える
都道府県 静岡県
学校ホームページ https://shizuoka-futaba.ac.jp/

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