長岡京市立長岡第四小学校

 

　本校では、教育活動の質を向上させ、学習の効果の最大化を図るため、全ての教職員が参加して学校の特色を構築していく営みを大切にしている。さまざまな「つながり」を意識した教育課程の工夫・改善を「カリキュラム・マネジメント」と捉え、次のような側面から実践研究を行っている。

① 教科間・領域間の「つながり」：教科横断的な授業づくりなど

② 学年間の「つながり」：低中高連携など

③ 教育課程内外の「つながり」：日常生活との関連性や休み時間・放課後との接続性など

④ PDCA サイクル間の「つながり」：根拠やデータに基づく授業改善など

⑤ 学校組織内外の「つながり」：地域との人的・物的連携、外部の専門家との連携など

　このように、点と点の「つながり」を「紡ぐ」ことで、総合的な学習の時間の充実を図ってきた。

　とくに今年度は① 教科間・領域間の「つながり」として、総合的な学習の時間の年間指導計画の作成と他教科との関連を、各学期はじめに確認することから、教科横断的な授業の充実を図っている。そして「何を学ぶか」「どのように学ぶか」を意識し、探究的な学習を授業の中に取り入れていくことで、理科や総合的な学習の時間など「教科」で教えることと「探究活動」を循環させ、教科での学びを「深化」につなげている。一方で、教科を「横断・統合」させることで探究活動につながると考え、これらをうまく「学びのつながり」として循環させていくことを目指している。