藤崎町立明徳中学校
7月14日、黒石市の青森県りんご研究所を見学訪問した。本県の主要産業であるりんごについて、その歴史、取り組み、品種、流通などの包括的な説明を受け、今後の取り組みの前提を形成した。
7月19日、「植物としてのりんご~生物的な理解~」への取り組みとして2つの講座を実施。1つ目は弘前大学教育学部技術科講座(栽培)勝川健三先生による「りんご花粉管」の観察を中心とした実験教室、2つ目はりんご生産者の福眞睦城氏による「りんごの木」にまつわる講座とした。
勝川先生の講座ではりんごの幼果と食用果を切断比較して、食用とする部分がりんごにとって「何」にあたるのか?という問いかけで考えさせることから始まった。次いで受粉用の貯蔵りんご花粉を用いた「花粉管観察」に取り組んだ。通常とは異なる花粉利用だったが、うまく観察でき、教材としての地場産品活用への取り組みとして有益な発見を得られた。
福眞氏の講座ではりんごは種から育てない、接ぎ木によって品種が増やされることを苗の実物を持ち込んで説明された。
本校はりんご生産地に位置するが、生徒には新しい発見、気づきにつながった。
学校名 |
藤崎町立明徳中学校 |
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テーマ | 地域産業「りんご」からの学び~「ふじ」誕生80年 |
都道府県 | 青森県 |
学校ホームページ |