茨城町立葵小学校

 

 本校では、教科指導において発展問題を取り入れ、解決が困難な課題に挑戦し、糸口を見付けた児童を中心に解を見付けていくという「知的探求の旅」の授業を研修してきた。今年度は、「根拠を明確にして自分の考えを表現する」ことを研究課題とし、協働的な授業を展開し、学び合いがさらに深いものとなるような学習を目指して取り組んでいる。また、JAETより学校情報化先進地域として認定を受けたり、NIE(教育に新聞を)の指定を受けたりするなかで、教師は研修を重ねている。一方、窒素については、学区に位置する涸沼の水質検査を実施したり、肥料に含まれる窒素が植物の成長に関係するということを確かめたりしてきた。そして、児童の「窒素は増えたり減ったりしないのだろうか」という問題をもとに学習を展開している。これまで、植物や動物と窒素がどのように関わっているのか(窒素固定・脱窒・窒素肥料・食物連鎖)を、発達段階を考慮した内容で学習してきた。今後は、窒素がどのように循環しているのかを学習し、持続可能な窒素循環の構築に向けて学習を進めていく予定である。

 

 

 

 

学校名

茨城町立葵小学校

テーマ

わくわくすることを探しに出かける児童の育成 ~気体と生物との関わりにおける窒素循環~

都道府県

茨城県

学校ホームページ http://www.ibaraki-machi.ed.jp/aoi/index.html

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