苅田町立片島小学校
本校では、「科学的に思考し、表現する力を育てる理科学習指導」を研究テーマとして、学びを確かにする活動を位置づけた授業づくりに取り組んでいます。
具体例として、第5学年「電磁石の性質」の単元では、「電磁石が鉄を引きつける力をもっと強くするにはどうすればよいだろうか」という問題に対し、既習や生活経験を基に予想を立て、変える条件と変えない条件を制御しながら実験を行いました。授業では、タブレットを活用して、引きつけたクリップの数を可視化、共有化したことで、「電流の大きさ」と「コイルの巻き数」という二つの要因が電磁石の鉄を引きつける力に影響を及ぼすことを捉え、キーワードを基に考察することができました。また、ルーブリックを活用して考察を交流することで、「電流の大きさを大きくしたり、コイルの巻き数を増やしたりすればいい。」ということに気付き、自身の考察を適切なものにするために付加・修正することができました。
本時の学びを確かにするためのプラス実験では、「電磁石のコイルを200回巻にして、つくクリップの数が50回巻より多ければ、今日学習したことを確かめられる」と考え、実験方法と結果を予想しながら主体的に実験に取り組むことができました。プラス実験後は、自身の学びを振り返るために、タブレットを活用したスタディログ作りに取り組み、1時間の授業で自身の学びがどのように変容したのかを記録していました。
学校名 | 苅田町立片島小学校 |
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テーマ | 科学的に思考し、表現する子どもを育てる理科学習指導 |
都道府県 | 福岡県 |
学校ホームページ | http://www.katashima.sakura.ne.jp/ |