聖ヨゼフ学園小学校
子どもたちが社会人となる十数年先には、電気自動車が現在よりも普及していると考えられる。しかし、電気の学習において、電気自動車を活用した授業実践報告は、ほとんどない。
プログラミング教材MESHは直感的な操作で、自分のアイデアを実現することができる。人感センサーや明るさセンサーがあるMESHを活用すると、電気自動車の自動ブレーキのプログラムや暗い所でライトが点灯するプログラムなどが作成でき、電気の学習を通してプログラミング的思考が深まると考えた。本単元の学習は全6時間の中で、1時間目は問題の確認、2・3時間目はMESHの紹介と簡単なプログラム作成、4・5時間目は電気自動車を使った自動ブレーキシステムの作成、6時間目はトンネルなどがある手作りコースを走らせる学習を行った。
3~6年の電気学習の内容に関する理解度調査や、授業に対する質問紙調査を行った。その結果、理解度調査の得点は活動前に比べ、活動後は有意に得点が高くなっていた。また、「理科の電気学習は楽しいと思いますか。」の設問に対して、活動前に比べ、活動後は「楽しい」「少し楽しい」という肯定的な意見が有意に増加していた。
学校名 |
聖ヨゼフ学園小学校 |
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テーマ |
MESHを活用した学年横断的な電気学習 〜電気自動車を教材として〜 |
都道府県 | 神奈川県 |
学校ホームページ | https://www.st-joseph.ac.jp/primary/ |