秦野市立本町小学校
子どもが夢中になって取り組むうちに,主体的に深い学びを実現できるような授業を目指してきた。校内で検討を進める中で,学びについてその方法・学習時間を含め可能な限り子ども自身に取捨選択できる環境が有効ではないかと考えるに至った。そのために学習環境の調整及び授業力向上が必要と考え取り組みを進めた。
① 施設的環境
校内の理科教育の拠点である理科室を,子どもが必要性を感じたときに自由に利用でき,教師も安心して利用させることができる,「安心して使える理科室」を構築していくための環境整備を進めてきた。
② 人的環境
教師は,子どもにとって最大の学習環境であることから「学び続ける教師像」を意識し,互いに深めたい学びのテーマに沿った情報交換を定期的に行っている。夏季休業中には,他校の教師との意見交換の場をもつことができた。
③ 地域的環境
地域人材を活用し,環境・防災などをテーマに学習に取り組んできた。低学年は,生活科を中心に取り組んできた。
3年生「風とゴムの力のはたらき」で,床に巻き尺を固定し,車が動いた距離をいつでも測定できる環境を整えた。風の強さと車の動く距離の実験を,休み時間にも取り組む姿が見られた。授業では使用しなかった団扇を用意して実験する姿もあった。
学校名 |
秦野市立本町小学校 |
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テーマ | わかる・楽しい・役に立つを実現する理科教育 |
都道府県 | 神奈川県 |
学校ホームページ |