福岡市立香椎東小学校
本校では、研究テーマを「自らの学びを調整する理科・生活科・生活単元学習~対話して学ぶ場と児童の自己評価の活用を通して~」とし、研究と授業改善に取り組んでいます。助成金で購入した「理科実験観察装置」を活用した、6年生「土地の作りと変化」の実践例を紹介します。単元の導入では、身近に露出する地層の写真とその構成岩石を観察することで、地層が縞模様になる理由をさぐりました。その後、土地の堆積実験を行い、地層ができる仕組みについて調べる活動を仕組みました。実験を行う際には、今回購入した観察装置を用いて記録することで、その動画を児童同士で簡単に共有したり、スタディ・ログとして蓄積したりすることが可能となります。児童は、次時以降の予想や考察を行う際に、それらの動画を見直すなど、学びを調整しながら取り組む姿が見られました。また、単元後半の火山灰に含まれる鉱物を顕微鏡で観察する際には、顕微鏡に観察装置を装着するだけで、拡大された鉱物の写真を撮ることができ、児童同士で対話しながら鉱物を同定する姿が見られました。さらに自己評価活動を継続実施することで、児童は自らの学びを客観的に把握し、学びを調整しながら追究する姿が見られました。
学校名 | 福岡市立香椎東小学校 |
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テーマ | 自らの学びを調整する理科・生活科・生活単元学習 |
都道府県 | 福岡県 |
学校ホームページ | https://sites.google.com/fuku-c.ed.jp/elkasiih/ |