福岡市立香椎小学校

 本校では,「自分の考えを伝え合う児童を育てる指導法の研究」をテーマとして,本年度は交流活動を通して考えを伝え合い,自分の考えを再構成していくことで,学びを深めていけるような実践に取り組んでいます。 

 具体例として,第6学年「ものの燃え方」の単元では,「空き缶の中で完全に割り箸を燃やすにはどうしたらいいのか」という問題に対し,4年生のもののあたたまり方で学んだことや生活経験を根拠に,空気の通り道や割り箸の組み方を工夫し,お互いの考えを伝え合いながら実験を行いました。授業では,個人で予想した空気の流れや実験方法を表したイメージ図を持ち寄り,それぞれの実験方法をグループで検証する中で,「うちわで風を上からおくれば燃えると思ったんだけどな」「やっぱり温められた空気は上に行くから,下から上にずっと回っているから燃えきるんだよ」など,活発に交流をしながら結論に結び付けることができました。また,ICT(オクリンク・ムーブノート等)を活用しながら,個人の考えを提示し,全体で交流したり,自分の考えを見直したりしながら実践を進めています。 

 この他にも,第1学年「たのしい あき いっぱい」,特別支援学級「あやすぎカフェをひらこう」においても,交流活動において,グルーピングやタブレットを用いた学習のふり返りなどを手立てに授業を行いました。

学校名

福岡市立香椎小学校

テーマ 自分の考えを伝え合う児童を育てる指導法の研究
都道府県 福岡県
学校ホームページ

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