福岡市立東住吉中学校

 

 本年度の活動の中で、自然体験活動の一環として「さつま芋の生育体験」を行った。5月初旬に芋の苗植えを1年生全員で行い、11月中旬に収穫することができた。1年生4クラスにそれぞれ100本の苗を配布し、各クラス別の畑において、半年間をかけてさつま芋の成長を体感することができた。5月の苗植え体験後のアンケートと、11月の芋ほり後のアンケートの変容を元に、ビル街の中学校で生活する生徒たちに、今後どのような自然体験活動が必要なのか、しっかりと精査して、次の活動に繋げていきたい。

 また、年度内に、ソーラーシャアリングの第一線で活躍されておられる方を講師としてお招きし、ソーラーシェアリングの重要性と課題など、生の声を拝聴させていただく予定である。さつま芋の生育体験とエネルギー問題の両方を生徒自らの視点で捉え、今後のエネルギー問題解決への糸口を生徒オリジナルの考えでまとめられるような実践にしていきたい。

 今年度の取り組みが、単発にならないように、自然体験活動を学校行事の中に取り入れる工夫を考えている。そのためにも、学校の敷地に柿、栗、ミカン、などの果実の苗木を植えた。実がなるまでの数年の間、しっかりと育てていきたい。

 

 

 

 

 

学校名

福岡市立東住吉中学校

テーマ

ビル街の中の学校で、自然体験活動を取り入れた教育実践

都道府県

福岡県

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