相楽東部広域連合立笠置小学校
本校では、学級園に野菜や果物を植え、どうすれば、害獣から畑を守りながら、元気に育てることができるかを課題解決学習の課題として設定をした。レモンや白菜、大根、人参、カブなどがすくすくと育ち、喜んでいた矢先、シカや猿に食べられていることが、暗視カメラにより判明した。そこで、対策としてバリケードや、案山子による威嚇、柑橘類の栽培などを考え、実行した。
また、学級園を含めた、日々の小さな気付きをTeamsにUPし、大型モニターで共有している。研究仮説として設定している、生活概念を科学的概念へ移行すること。そして、課題解決する力を他の教科や実生活と結び付けようとする児童、教師の姿が増えてきた。
また、生活科・理科の授業を中心に、教具の作成や学習環境を全教職員で分担しながら行っている。具体物や掲示が児童の理解を助け、学びの深化に繋がっている。6年「月と太陽」では、球体の発砲スチロールに色を塗って月に見立て、1人1実験を行った。抽象度の高い天体の学習であっても、具体物に置き換えながら、主体的な学びを実現することで、理解が促進され知識の定着に繋がった。
今後も、日々の気付きや、毎日の学習を大切にしながら、課題解決力を育成する取組を継続していきたい。
学校名 |
相楽東部広域連合立笠置小学校 |
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テーマ |
理科から広がる主体的な課題解決学習~教科から実践へ~ |
都道府県 |
京都府 |
学校ホームページ |