相楽東部広域連合立和束小学校
5年生の理科と総合的な学習の時間を活用し、「稲作と自然とわたしたちのくらしを見つめよう」という単元の学習を実施。
本単元では、「私達の食料は自然条件を生かして生産されている」というテーマを探求。理科の授業でインゲンマメと稲の種子の発芽・成長条件を調査し、その共通点や差異を理解することから始まった。
さらに、校内に田んぼを開拓し、実際に田植えから収穫までのプロセスを体験。この実体験を通じ、稲作が持つ環境保全への影響や、稲作を取り巻く自然環境の大切さを学び、農業への理解を深めた。
また、収穫後の藁を用いたアート作品を作った。この活動を通じて、児童たちは植物資源の価値や、それらを大切にすることの意義を学んだ。
具体的な成果としては、児童たちが米の成長を観察し、生長に必要な条件を自ら調べたり、病気に対する環境に配慮した対処法を学んだりするなど、自主的な学びを実践した点が挙げられる。
この単元を通じて、児童たちは自然環境と農業の重要性、食料生産への深い理解を得るとともに、自らの学びを深める能力を育成することができた。
学校名 | 相楽東部広域連合立和束小学校 |
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テーマ | 心と体で知覚し、感性を育む環境教育 ~自然環境への共感性を育み、私達のWell-beingをめざす~ |
都道府県 | 京都府 |
学校ホームページ | https://www.kyoto-be.ne.jp/watuka-es/cms/ |