横浜市立立野小学校

 本校は、「自然に浸り、じっくり観察し、新たな価値を創造する力を育成する生活科・理科」を研究テーマとして授業研究を進めている。教職員が授業を参観する視点を改善するために、子どもたちの輝く姿をミラーレス一眼レフカメラで撮り、協議会で使用するようにした。
 4月21日からスタートして、5月12日、6月9日、6月23日、7月14日、9月8日と授業研究を積み重ねてきた。協議会の中では、撮った写真を活用することで話が具体的になり、子どもの姿の変容とその要因について議論することができるようになってきた。全体を引いて撮る写真が減り、画質が鮮明で子どもの輝く表情を捉えた写真が増えた。その瞬間を写真に収めるために、指導案を読み込んだり、授業者に話を聞いたりして授業を参観する視点を明確にする若手教員が増えてきた。子どもの輝く姿を捉えようとすることで、今まで以上に子どものことをよく見ようとする教職員も多くなり、教師の観察力が高まってきている。
 講師の先生方からは、「子どもたちの表現力が高まっている」「実験結果を大切に考察することができている」「理科を学ぶ意義を感じている」と評価をいただいている。これからも授業研究を重ね、テーマを実現できるようにしていく。

学校名 横浜市立立野小学校
テーマ 自然に浸り、じっくり観察し、新たな価値を創造する力を育成する生活科・理科
都道府県 神奈川県
学校ホームページ https://www.edu.city.yokohama.lg.jp/school/es/tateno/