平塚市立豊田小学校
児童に「考えること」についてアンケートを実施したところ、「目標実現に向けて考えることが好き」、「いつも考えている」との回答が、全体の30%程度であった。そこで、児童に「考えることは楽しい」と実感させ、考える力を身に付けさせることをめざして、本研究を進めることとした。まずは、プログラミング教材(MESH)を活用したプログラミングを体験させる。初めてタブレット端末とMESHをつなぎ操作する場面でも、児童はすぐに接続の仕方を理解して、活動を楽しんでいる。そして、明かりをつけるという命令を出すのに、どのような場面で、どのようなタイミングで、どんなふうに明かりをつけるのか、それぞれ想像を膨らませ、思考を深めていた。
次に、自分たちが考えたことを可視化し整理して、考えたことの振り返りをする。はじめは、MESHでの体験を自由に表現させた。MESHのレシピ画面を写す児童、言葉で表す児童、図式化する児童等々、自身の思考を確認しながら、道筋を考えている様子がうかがえた。今後は、自分たちにとって使いやすい思考ツールを見つけ、総合的な学習の時間等の課題解決学習に活用しながら、プログラミング的思考力の育成につなげていきたい。
学校名 |
平塚市立豊田小学校 |
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テーマ | プログラミング的思考力の育成に向けて |
都道府県 | 神奈川県 |
学校ホームページ |