小田原市立片浦小学校

 本校では、「自ら問題を見いだし、主体的に問題を解決する児童の育成~理科の見方・考え方を働かせる、ICTの最適な組み合わせを探る実践を通して~」というテーマで実践を行っている。活動紹介レポートでは、第5学年理科「流れる水の働きと土地の変化」の学習の様子を紹介する。

 本校では、問題解決の場面ごとにICTを活用し、児童が理科の見方・考え方を働かせるように取り組んでいる。掲載写真1は、学校の砂場で流れる水の働きを確かめる実験の様子を学習用端末で動画撮影をしている様子である。掲載写真2は、実際に児童が撮影した、流れる水の働きによって、浸食・堆積した砂の様子である。これは、問題解決における「観察・実験の過程・結果を記録・共有する場面でのICT活用」の一例である。この他にも、助成金で購入したタイムラプスカメラで、天気の変化を記録したり、デジタル顕微鏡で画像を学習用端末に映したりするなどして、観察の視点を明確にもたせると共に、自然現象の変化を継続的・客観的にとらえることで、学習の質を向上させようとしているところである。

 今後も各単元の問題解決の場面ごとにICTを活用し、児童の理科の見方・考え方をより働かせるような実践を行っていく。

学校名

小田原市立片浦小学校

テーマ

自ら問題を見いだし、主体的に問題を解決する児童の育成

~理科の見方・考え方を働かせる、ICTの最適な組み合わせを探る実践を通して~

都道府県

神奈川県

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