小田原市立国府津中学校
中学3年間の理科学習の中で、身近な生物の観察、動植物の分類(1年)、動物の生活と生物の進化、気象の仕組み(2年)、自然界のつながり、自然環境と人間のかかわり(3年)と身近な生物や環境について学習する場面が設定されており、自ら進んで調べ、理解していくことで自然環境の保護、人類や地球の未来を考えていく学習を行っている。理科の学習において地域の自然環境を題材に科学的に探求する能力の育成が重要となっている。
そこで、本校学区を流れる主要河川の水質や生息する生物について調べ、環境についての認識を高めることを狙いとした。部活動生徒を中心に実際に実験を行うことで、各月各年の数値の変化を追い、河川環境に変化が見られるのか、またその要因が何であるかを探ってみることとした。そして、その結果を発信することで授業に活用し、生徒へ情報提供するとともに、環境への関心やこれから生活していく上での心構えなどを学習する手助けとしたい。
写真は水質検査の様子で、水素イオン濃度(㏗)と溶存酸素(DO)の測定をしているところです。一般に河川の水素イオン濃度は弱アルカリ性(㏗=7.5~8.5)、溶存酸素は10ppm前後で推移します。
学校名 | 小田原市立国府津中学校 |
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テーマ | 中学区を流れる河川の水質検査と生物調査 |
都道府県 | 神奈川県 |
学校ホームページ | https://www.ed.city.odawara.kanagawa.jp/swas/index.php?id=kozu_c |