寝屋川市立第八中学校

実践1

本実践では、中学校理科の観察実験の時間に 360 度映像を利用した。観察実験後,生徒に「興味」,「主体的に取り組む態度」「技能」,「知識」,「思考・判断・表現」,に関するアンケート調査を行った。これらの回答について,肯定的な解答(「とてもそう思う」,「ややそう思う」)と否定的な回答(「あまりそう思わない」,まったくそう思わない」)をそれぞれ算出し,人数の偏りについて直接確率計算を行った。分析の結果,単子葉類と双子葉類の分類において 360 度教材を利用した方が,形状や成り立ちを観察し,それぞれの特徴を捉え,理解を支援できることが示唆された。

実践2

360 度映像を利用した観察実験における生徒の教材に対する意識を明らかにするために360 度映像教材を利用した実験後に,自由記述によるアンケートを収集した。分析の結果,写真より実際に見ている感があるなどの意見「360度映像の機能による利点」。遠慮せず見ることが出来たなど「観察実験の簡略化」,拡大に限界があり少し見にくいなど「360 度教材利用の工夫」,触ったりできる方がいいなど「実物の必要性」,立体として見る需要があまりないなどの「立体的に見なくて良い」の5つのカテゴリが生成された。

学校名

寝屋川市立第八中学校

テーマ

360度実験映像の追体験が実験レポートに及ぼす影響

都道府県 大阪府
学校ホームページ http://www2.city.neyagawa.osaka.jp/school/j/dai8/top/

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