守口市立八雲中学校

 

本校では、研究テーマとして「理科教育におけるクラウド型授業・反転学習等の実践による個別最適な学び・協働的な学びの一体的な充実」を掲げ、ICTを効果的に活用しながら授業実践に取り組んできた。

 今回の理科教育助成では、３年生の地球分野において、生徒が地球分野やその単元に興味関心を抱き、学習に主体的に取り組めるよう、天体望遠鏡を購入した。（左写真）

　事前に天体望遠鏡の使い方を動画及びスライドで配信し、授業では観察の時間を充実させることができ、月をじっくりと観察することができた。現状、地球分野の学習については、意欲的に取り組む生徒が多くみられるため、後日、さらに学習を進めた段階で再度、天体観測実習を行いたい。

　今後、反転学習として、事前の学習の指示や実験手順の事前配信を行い、授業時間内で個人で考える時間とペア・グループなど協働で学習する時間の一体的な充実を目指したい。

 　また、３年生の授業だけでなく、1.2年生の授業でも反転学習や自己調整学習のスタイルで授業を実施し、個別で学習する時間と協働で学習する時間の充実を図るとともに、生徒自身が自身の学習方法を選択することにも取り組んでいる。（右写真）