学校法人山脇学園中学校高等学校

 

本活動は、年度末に行うロボットコンテストに向けたPBL型授業であり、活動を通じて基本的な知識や技能を身につけ、技術教育の充実を目指しています。木製パズル型のオリジナルロボットを開発し、生徒はそのロボットの製作と、IoTマイコン「Obniz」を用いて技術科の4分野(材料と加工、生物育成、エネルギー変換、情報)を統合して学び、ものづくりの魅力を伝えることも目的としています。

これまでに、3D CADとレーザー加工機を用いたロボットの基本パーツの製作や、ロボット制御およびセンサリングに関するプログラミングを行ってきました。この活動では、ロボット制作を通じて4分野の知識と技能を学ぶ帰納的なアプローチを採用しており、生徒たちがものづくりの楽しさと奥深さを実感し、工学分野への関心を深められるよう取り組んでいます。また、他教科との関連を意識した教員からの問いかけや振り返りを通じて、教科間の連携も促進しています。

今後は、林業のサイクルをテーマとしたロボコン課題に取り組み、生徒が自ら解決策を考案し、デザインから試作、デジタルファブリケーション技術を用いたパーツ製作までを行います。生徒たちは、理論通りに進まない課題に直面しながらも、ものづくりの繊細さに触れ、自身のアイデアが形になる過程を楽しんでいます。

 

 

 

 

 

学校名

学校法人山脇学園中学校高等学校

テーマ

STEAM 教育を取り入れた PBL 型授業によるデジファブ活用と IoT ロボコンの実践

都道府県

東京都

学校ホームページ https://www.yamawaki.ed.jp/

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