大木町立大莞小学校
本校では、理科の学習の中で「科学的に問題解決する子ども」を育てるために、理科の見方・考え方を働かせる検討活動を手立てとして研究を進めている。「科学的に問題解決する」とは、予想と根拠や解決方法、考察を、科学的な条件で検討し更新することである。
「理科の見方・考え方を働かせる検討活動」とは、
①個人で予想や根拠、解決方法、考察をする。
②それらを実証性や再現性、客観性を基に他者と話し合う。
③予想と根拠や解決方法、考察に付加、修正、強化する。
といった一連の活動のことである。
(実践例)第6学年 てこのはたらき
~実験用てこが水平につり合うきまりを調べる学習~
子どもたちは、複数回実験したり他班の結果を確認したりして、考察を書く姿が見られた。「実験用てこは、左右の支点からの距離×おもりの重さが等しいときにつり合う」という考えを見出し、「他の班の結果もきまりが成り立っているから」や「2回実験しても結果が変わらなかったから」という客観性と再現性から根拠を話し合った。そして、根拠を自分の考察に付加し、科学的に問題解決する姿が見られた。
このような取組を県内規模の研究大会で授業公開を通して広める活動を行った。
学校名 | 大木町立大莞小学校 |
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テーマ | 科学的に問題解決する子どもを育てる理科学習指導 |
都道府県 | 福岡県 |
学校ホームページ | https://sites.google.com/ooki.ed.jp/ooi/ |