取手市立戸頭中学校
1年生から「理科を学ぶ意義のひとつにはSDGsの達成がある」といい続け、多様な課題解決学習に取り組んできた生徒が3年生となり、学習内容をいかにSDGs達成につなげるかを意識する学習内容の振り返りを重ねてきた。その結果、現在学習している内容と既習事項をつなげて、自分たちにはどのようなことができるかを意識して考える生徒が多くなってきている。各単元の学習が終了した後にSDGsとの関連についての意識調査を行うと、「ペルチェ素子などのように温度差を利用して発電する」など、昨年までには見られなかった具体的なイメージを持つ生徒も見られるようになった。他教科でも、SDGsに関連する学習に取り組んでいることから、教科横断的な学習活動に発展させたい。また、本年度、旧PC室を改修して全教科共用のFabスペースとし、生徒のイメージを多様な形でアウトプットできるようにした。課題解決学習をSTEAM学習とつなげるためにも、生徒のイメージを最適な形で表現する活動を今後は行わせたい。現在、JEARNメンバーの紹介により、台湾の中学生とSDG’sに関する意見交換を行うべく準備している。中学校3年生であるからこそ、受験一辺倒ではなく、理科学習の総決算として、このような活動を進めていきたい。
学校名 | 取手市立戸頭中学校 |
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テーマ | 課題解決的な学習課題を通してSDGsをジブンゴトとして考える生徒の育成 |
都道府県 | 茨城県 |
学校ホームページ | https://www3.schoolweb.ne.jp/swas/index.php?id=0820004 |