南関町立南関第三小学校
本校では,「子どもの文脈を意識した単元構成の工夫と検証」というテーマのもと,子どもが自分事として学びを深めていけるような実践に取り組んでいます。
具体例として,第5学年「植物の発芽と成長」単元では,一般的にはインゲンマメを使った実験を行いますが,インゲンマメを調べることに子どもの必要感はほとんどありません。そこで,単元導入時に,子どもたちが育ててみたい植物(スイカやトウモロコシ等)を決め,単元のゴールイメージをもたせました。しかし,スイカやメロンといった植物は,種子の値段が高いだけでなく,数粒しか入っていませんので,子どもたちからは,「これ,失敗できないですよ!」「確実に発芽させないと,もったいないです。」といった発言が表出しました。このように,子どもたちが「やってみたい」「不思議だな」と問題解決に取り組めるような単元構成や教材の工夫を行いながら実践を進めています。
この他にも,第6学年「ものの燃え方」「体のつくりとはたらき」,第5学年「メダカのたんじょう」単元において,観察,実験の方法を可能な限り子ども自身が考え,実行し,考察していきました。
学校名 | 南関町立南関第三小学校 |
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テーマ | 子どもの文脈を意識した単元構成の工夫と検証 |
都道府県 | 熊本県 |
学校ホームページ | https://es.higo.ed.jp/nankan3e/ |