北九州市立木屋瀬小学校
本校では動植物の移動展示コーナーを季節や単元に応じて設置。子どもたちがそれらを観察しながら自然をより身近に感じられるようにし、そこから発想した疑問をもとに問題づくりを行っている。
5年生では、自分達が育てたメダカが環境によって発育の仕方が違い、それらがどの要因によって起こっているのかを調べる学習を行っている。子どもたちが考えた要因としては、水の量とメダカの数で、それら2つの条件を制御できる場づくり行い、観察を続けることで問題を解決できるようにしている。
4年生では、田んぼでつかまえた動物を移動展示コーナーで観察した上で、身の回りの生き物が生活する環境について考えている。生き物にはそれぞれに適した住処や、食べ物があり、それらが整うことで初めて生き物が現れるのではと考え、実際に生き物園を設計、製作をしているところである。自分達が製作した生き物園にどのような生き物がくるのかを観察することを通して、生物が生きる営みのきまりや、環境の保全の大切さについて考えていけるようにしていきたい。
移動展示コーナーは飼育栽培委員会も関わりながら生物の世話と環境調整を行っている。秋には体育館に4つのブースを展開し、全校の子どもたちが自然体験できる、「生き物触れ合い体験会」を行った。
学校名 |
北九州市立木屋瀬小学校 |
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テーマ |
自然に親しみ、自然に学ぶ、木屋瀬小学校の理科・生活科教育実践 |
都道府県 |
福岡県 |
学校ホームページ | https://www.kita9.ed.jp/koyanose-e/ |