京都教育大学附属京都小中学校

 総合的な学習の時間は、まさに「新しい時代を生き抜く力」を実の場で体現しながら、各教科で得た学び方(「何を学ぶか」「どのように学ぶか」「何ができるようになるのか」)を活用していくことができる時間である。

 そこで、6年生では、本校の全体計画に定めた探究課題「京都から広がる世界」を踏まえて、SDGsを視点に単元を構築した。

「①知る・つなげる → ②深める → ③探究する」というサイクルを繰り返しながら、何度も「問い」と「対話」を重ねていく。そして外部講師による講和を実施したり、個人探究、協働探究をしたりしながら、より自分事として調査・探究活動を行っている。

「②深める」の段階では、5年時の学習「京都再発見」の学びを礎にして、私たちの住むまち「京都」をSDGsの視点から再度見つめ直しながら個人探究を行った。その際、「自分事」として「実体験」を通して考えよう、を合い言葉として取り組んだ。調べた内容のタイトルの一部を紹介する。

〇 残ったからあげの油(廃油)を別のものに生まれ変わらせることができるのか

〇 京都の捨て猫について。なぜ捨て犬より捨て猫の方が多いのか

〇 近所のゴミの割合・ポイ捨てについて

  今後の展望として、このような個人の学びから協働的な学びへと接合を図っていき、7年生への学びとつなげていくことを予定している。

学校名

京都教育大学附属京都小中学校

テーマ 京都から広がる世界~6年生の私たちにできること
都道府県 京都府
学校ホームページ https://www.fuzokukyoto.jp/

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