貝塚市立東山小学校

 

(1)ものを自由に使える理科室環境整備と授業研究

 理科室の棚を学年別に整備して、ものの場所が児童でもわかりやすくした。そして、教師が用意はせず、自分で理科室内を探し、必要な器具を見つけ用意する授業をした。1130日の公開授業では、自由に仮説を立て、器具を班で協力して用意して試す授業をした。授業後の振り返りでは、「班であれこれ考えて、分からないことを教え合えた」「いろいろな実験に自分たちで取り組めた」など、主体的に考え、仮説を喜んで検証する様子が見られた。他単元では、てこを使う様々な道具を用意したり、大地の作りや流れる水の働きで、砂場でたっぷりと土地の変化を自由試行したりした。

(2)ビオトープ再生に向け、環境委員会の活動

 校内ビオトープ改修の際、ヒメガマなどの水生植物を保護した。なかなか抜けない植物を一生懸命抜き、ビオトープを良くしようと頑張った。そこで保護した植物を、全校に発信した。それ以外にも、樹木の名札付け活動など学校の自然教育環境を良くする取り組みを行っている。

(3)校内の先生たちへの生活へのつながりを感じる授業の紹介

 夏休みに、ポスター発表にて先生方に、子どもが主体的に学習する理科授業を提案した。また、市内の先生方にも月に一回程度の通信を出し、多くの子どもたちが主体的に理科を学べるように活動している。

 

 

 

 

 

学校名

貝塚市立東山小学校

テーマ

「生活との繋がりの発見により主体性を喚起し、伝え合う力を育む理科生活科学習の工夫」 〜子どもの学習意欲を高める「教えて考えさせる授業」の実践〜

都道府県

大阪府

学校ホームページ https://www.kaizuka.ed.jp/yama-el/

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