大阪教育大学附属天王寺小学校
「ものづくり」の活動として、4年生では、モーターの振動を活かした「揺れるおもちゃ」や、モーターの回転運動を活かした「かきまぜ器」等をつくった。ここでは、市販の実験キットと身の回りにあるものを組み合わせて『つくる楽しさ』を味わうことができた。また5年生では、木材をつかって「ふりこのおもちゃ」をつくった。事前に学習した、ふりこの基本実験の際には、Googleスプレットシートを活用して、結果を分析する活動(理科×算数)を取り入れた。結果を分析する場面でICTを活用することで、実験を行う時間を十分確保できた。このことから、おもちゃをつくる際にも、何度も「ふりこが1往復する時間」を調べることが容易となり、ふりこの長さを何度も調整しながら、おもちゃを完成させることができた。ここでは『調べる楽しさ』を味わうことができた。
また、理科室内の環境整備にも努め、芯材や段ボール板、緩衝材等、すぐには手に入らないが、あると便利な物が、常備されるようになったことで、子どもたちが、それらの材料から「つくりたいもの」のイメージを膨らませることができるようになった。
2月の研究会では、3単元(4・5年生)の授業公開を予定している。
学校名 |
大阪教育大学附属天王寺小学校 |
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テーマ |
STEAM教育を取り入れた理科におけるカリキュラム開発 -課題の真正性に着目して- |
都道府県 |
大阪府 |
学校ホームページ |