学校法人ろりぽっぷ学園　ろりぽっぷ小学校

本校では，「里山の生物を，タイムラプスを用いて観察する」をテーマに，個別最適化の学びを目指す学びの多様化学校として実践を行っています。

学びの多様化学校として開校したての本校には，新たな学びを求めて児童が集まっています。外に出て昆虫採集をしたり，川に入って魚を採ったり，自然に囲まれた環境で，のびのび過ごしています。捕まえた生き物の観察を続けていくと，数珠のような細胞を発見しました。探求活動を続けていくと，この数珠のようなものは，ネンジュモ属に属する陸生藍藻であることを知りました。細胞の大きいものや小さいもの，細胞分裂の途中の細胞を観察することができ，どのように成長，発生していくのか疑問を見いだしました。連続的に撮影し，データを集め分析することにしました。

　学びの多様化学校として，児童が「また明日学校に行きたい」と思える実験を展開し，主体的に学びを深めていける取り組みとしたい。数か月の実験を通して，自然を愛する心情や主体的に問題解決できる児童の育成に努めていきたい。