福島大学附属中学校
本校では,テーマについて理科を中心に全学年でSTEAM教育を実践している。
11月までに,3年理科で,micro:bitを活用した「ロガー付き電圧計の作成を生かした化学電池づくり」と「プログラミングによる植物の育成を生かした観察」を行った。1年理科では,micro:bitを用いて,凸レンズによる像の大きさと距離の関係を探究した。全学年の取組として,「福島の地域課題であるごみ排出量の改善」や「生物多様性を目指す中庭ビオトープづくり」について探究した。
10月30日,11月1日に開催した学校公開では,参加した約330名の教育関係者に理科を核としたSTEAM教育の研究について発表するとともに,研究をまとめたパンフレットを配付した。また,特に力を入れて実践した「プログラミングによる植物の育成を生かした観察」「福島のごみ排出量の改善への取組」「中庭のビオトープづくり」については,代表生徒が学校公開の参加者に取組を発表し,質疑・応答を行った。
なお,これらの取組は11月末までに,テレビ報道が2回,新聞報道が12回,発信されている。
12月以降は,3Dプリンターで作成した地形モデルを1・2年の地学の単元で活用する。また,micro:bitを電気の単元で活用する。学校公開の参加者には,当日のアンケートの他に年度末の2月にアンケートを実施し,実践の波及について分析をする予定である。
学校名 | 福島大学附属中学校 |
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テーマ | 県内外公立学校への波及を見据えた「STEAM教育」の先進的実践による成果と課題の分析 |
都道府県 | 福島県 |
学校ホームページ | https://sites.google.com/ajh.fukushima-u.ac.jp/index/ |