静岡市立安倍口小学校

　これまで生き物が全く住んでいなかった池を再整備しメダカ池として再生させた。地域のメダカに詳しい方からメダカを譲っていただくこともできた。５年生のメダカの単元では、メダカについて教えていただくことになった。昼休みには、低学年の子どもたちを中心にメダカ池に集まり、憩いの場となっている。
　１年生、２年生は、図工でどろ絵の具を使って、大きな作品作りを行った。どろ絵の具を直接手につけてかいたり、ぬったりする感触を味わいながら、描く活動を行った。並べたり、つないだり、重ねたりするなど手や体全体の感覚などをはたらかせて描くことができた。
　５年生が、総合的な学習で地域の食材を活かした食育に取り組んだ。学校近くでは田んぼを借りて米作りを行っている。水産業の学習と関連づけて、清水港で魚の流通について話を聞きに出かけた。マグロの保存について大型冷凍庫に入ったり、寿司職人さんにお寿司の握り方を教えていただき試食したりしながら、地域の食材をどのように活かしていくとよいか追究活動を行った。