第4回理科教育賞「大賞」の横浜市立井土ケ谷小に賞状と楯を贈呈しました
2016(平成28)年9月7日、横浜市立井土ケ谷小学校で「第4回理科教育賞」大賞の贈呈式が行われました。全校児童が体育館に集まるなかで、理科教育賞を主催した日産財団が同校に賞状と盾を贈りました。
1時間目の授業の前、体育館に600人以上の全校児童が集まりました。贈呈式が始まるのを、みんなわくわくしながら待っています。
井土ケ谷小学校 体育館で式を待つ全校児童
まず、日産財団常務理事の原田宏昭があいさつしました。
「将来の豊かで素晴らしい世界を実現するのに重要な勉強のひとつは、新しい技術を創りだすための勉強です。みなさんがしている勉強は、どれも将来の役に立つ大切なものですが、とくに理科は新しい技術を生みだすもとになる教科だと思います」
「この大賞は、みなさんのがんばりが日本一すばらしかったことを讃えるものです。大賞を受賞した井土ケ谷小学校で学んだみなさんは、将来の豊かな日本や世界を創っていくのだと確信しています。大賞おめでとうございます」
幕が開いて式の始まり 日産財団・原田常務理事のあいさつ
つづいて、いよいよ賞状と盾の贈呈です。賞状が堤達俊校長先生に、また、盾が田中孝之先生に渡されると、児童たちから大きな拍手が起こりました。
賞状を受ける堤校長先生 盾を受ける田中先生
堤校長先生が受賞校を代表してあいさつをしました。
「賞をとったのはみなさんです。井土っ子のみなさん、おめでとうございます! みなさんが実験などで、どうしてこうなったのかな、こうだからじゃないかな、どうやったらそれを友だちに伝えられるかなと、自分でしっかり考えた姿勢が、日本一になったのだと思います」
「ぜひこれからも、理科、生活科の学習をいっしょうけんめいやって、目標である『ともに輝きひびき合う子』のいる学校をつくってくれたらなと思います。おめでとうございました!」
「みなさん、賞をとったどー!」 堤校長先生のあいさつ
つづいて、横浜市教育委員会の岡田優子教育長から、お祝いの言葉がありました。
「教職員のみなさん、ほかの教科とのバランスをとりながら、理科を通して子どもたちの学びを上げていくのは大変なことでしたね。でも、日本一の賞をいただきました。おめでとうございます」
「6年生のみなさん、いちばん授業を評価されたのは、みんなが4、5年生のときがんばったからです。そのがんばりが5年生、4年生につながり、新しい発見をしてきました。3年生は入学して最初の理科の授業から審査対象となっていましたが、がんばりましたね。そんな3年生を見ながら2年生、1年生もがんばりますよね!」
受賞をみんなでよろこびました 岡田教育長からお祝いの言葉
今回の大賞は、井土ケ谷小学校が「日産財団理科教育助成」を活用して取り組んだ「自然を読み解く力を育てる表現と学び合い~子どもがひろげる躍動的な学び~」を評価してのもの。同校では、児童たちが「自然を読み解く力」を身につけられるような授業を実践してきました。
井土ケ谷小学校が大賞に輝いた、「第4回理科教育賞」の詳細は、こちらをご覧ください。
大賞の受賞、おめでとうございます!